マーチンゲール法とモンテカルロ法はバカラやブラックジャックといった2倍配当のゲームに強みを持つ攻略法です。
そのためカードゲームの攻略法における鉄板という印象もあります。
しかし、実際に多くの攻略法があり、果たして鉄板の攻略法といえるのか疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、マーチンゲール法とモンテカルロ法がカードゲームの鉄板攻略法なのかを解説し、他にどのような手段があるのかも解説していきます。
これを読めば、カードゲームにおけるマーチンゲール法とモンテカルロ法の優位性が分かるかもしれません。
カードゲームの鉄板攻略法
結論を言えば、マーチンゲール法とモンテカルロ法はカードゲームの鉄板攻略法と言っても過言ではありません。
特に運任せに近いバカラであってもマーチンゲール法とモンテカルロ法を利用して利益を狙っていくのは十分可能です。
また、マーチンゲール法とモンテカルロ法は共に攻略法としてシンプルで、利用しやすく、とりあえず攻略法を利用したいと考えた場合、とっさに利用できるメリットもあります。
このような特徴からカードゲームの鉄板攻略法といえるのではないでしょうか。
しかし、実際はこれらの攻略法以外にも伝統的な攻略法があり、必ずしも鉄板とは言えない場合もあります。
次の項目で、伝統的な攻略法についても触れていきます。
定番の攻略法は他にもある
マーチンゲール法とモンテカルロ法以外にもカードゲームにおいては定番の攻略法があります。
その攻略法は、ベーシックストラテジーと罫線です。
これらの攻略法は、ベットする金額を工夫するのではなく、傾向を見てベットを決めるというより理論的な攻略法です。
まず、ベーシックストラテジーは、ブラックジャックの定番攻略法です。
この攻略法は端的に言えば、ディーラーの手札を見て、どのようにベットすればいいかを決定する攻略法です。
詳細な表として提供されており、実際のカジノでは、このベーシックストラテジーの表を暗記して勝負するプレイヤーも多くいます。
このベーシックストラテジーは歴史こそマーチンゲール法とモンテカルロ法ほどではないにしても、ブラックジャックの攻略法として古くから定着している攻略法です。
そういった意味で、マーチンゲール法とモンテカルロ法がブラックジャックにおいて完全な鉄板とは言い切れません。
罫線は、バカラの攻略法の定番です。
アジア圏で生み出された攻略法で、バカラの勝利数や勝利した内容を記録して、次の傾向を読み解くという攻略法になります。
大路（ダイロ、ダァルー）、大眼仔（ダイガンチャイ、ダァガンツー）、小路（シュウロ、シャォルー）、甲由路（カッチャロ）という4つの表を用いて連勝の傾向や勝利の内容などを詳細にメモしていきます。
実際のカジノでもこういった表を出しながらプレイさせてくれるカジノがあったり、オンラインカジノのバカラでもゲーム画面の隅に罫線によって結果が表示されているのです。
モンテカルロ法を禁止している実際のカジノもあるので、そういった意味では合法的に攻略が練れる定番の攻略法です。
このように代表的なカードゲームにはそれぞれ定番の攻略法があります。
そのため、トータルで見れば両方が使えるマーチンゲール法とモンテカルロ法ですが、実際は各カードゲームごとに鉄板の攻略法があるため、個別にみた場合は完全な攻略法とは言い切れないのです。
派生型の攻略法もある
マーチンゲール法とモンテカルロ法は、バカラやブラックジャックなど2倍配当のゲームに利用できます。
しかし、利益が少ないという弱点を持っているのも確かです。
こういった弱点を解消するために派生型の攻略法を利用してこれらのカードゲームに挑む方もいます。
代表的なものがグランマーチンゲール法や逆マーチンゲール法です。
グランマーチンゲールはベット金額をマーチンゲール法以上にベットしていく攻略法で、初期投資額と前回負けた金額の倍額を足した金額で勝負し続ける攻略法です。
ベット金額を増やすため、当然勝った場合の利益も大きく、メリットの大きな攻略法といえます。
ただし、非常に資金が要求されるという点に注意しなければいけません。
逆マーチンゲール法は、文字通り負けた場合ではなく、勝った場合に賭け金を倍にするという攻略法です。
こちらも連勝が続けば、利益が一気に得られるメリットがあります。
ただし、連勝がストップすると、その時点で利益が全没収されるので、勝利金額をあらかじめいくらにするか設定しておくことが重要です。
このように派生型は、マーチンゲール法とモンテカルロ法の短所を克服した半面、その派生型独自の短所も生まれてしまうため、カードゲームの鉄板攻略法とはなりえないという背景があります。
そういった意味でマーチンゲール法とモンテカルロ法は短所と長所のバランスに優れている攻略法なのかもしれません。